宮崎県小林市野尻町のレジャー施設「のじりこぴあ」に天候に左右されずに遊べる新たな遊具が完成しました。

(渕 雅顕 記者)
「カエルといえば、ここ、小林市の『のじりこぴあ』。先月、巨大なカエルの遊具が誕生しました」

巨大なカエルの形をした遊具。
幅17メートル、高さおよそ9メートルで、全体が屋根に覆われています。

「のじりこぴあ」に新たに完成したこの遊具は、前の遊具の老朽化に伴い、5000万円余りをかけて小林市が整備したもので、天候を気にせず遊ぶことができます。

(のじりこぴあ 小川長照さん)
「お客さんも大変喜んで、平日もふだんより多く来て、いい反響がでている」

2日は、学校が春休みということもあって、多くの子どもたちが遊んでいました。

(訪れた人)
「いろんな遊具があって楽しかった。ときどき来ていたけど、遊具で遊んだのは初めて」
「ロープのやつが楽しかった。屋根がある遊具があると聞いて来た。見守りやすく安心して遊べる遊具だと思った」
「春休みで遊びに(東京から)宮崎に来ていて、その期間に新しいのが開設されると聞いて来た。助かる、また来たい」

「のじりこぴあ」のシンボルといえばカエル。
地元を離れた若者などがUターンして、まちが活性化するようにとの願いが込められています。

(のじりこぴあ 小川長照さん)
「この遊具をきっかけに、宮崎の小林にこういう遊具があると、いろんなところに知れ渡り、どんどん遊びに来てもらえればうれしい」

【参考】
雨もそうですが、強い日差しもさえぎってくれそうです。
ドーム状の屋根の下には、大小さまざまな滑り台があり、最も高いもので4メートルあるそうです。
この施設の改修費には、野尻町出身で、現在は群馬県在住の赤川春美さんが「地元の活性化に」と寄付した300万円も活用されたということです。