踏切ではないのに住民が日常的に線路を横断している、いわゆる「勝手踏切」は、県内に877か所あり、全国で2番目に多いことが国の調査でわかりました。

踏切ではないのに、住民などが線路を横断するいわゆる「勝手踏切」。
遮断機などはなく、事故につながる恐れのある危険な場所です。

この「勝手踏切」の数について、国土交通省が全国の鉄道事業者に対して行った調査の結果、去年12月の時点で1万5553か所に上ったことが関係者への取材でわかりました。

都道府県別にみると、長野県は877か所で岩手県に次いで、全国で2番目の多さです。

利便性などから封鎖は地元住民の反対にあいやすく、およそ4年前に行った調査から1割ほどしか減少していません。

国交省では引き続き鉄道事業者に対して解消を呼びかけていくとしています。