「誰も私たちを助けてくれない」患者会を設立 支援100万ドル

こうした中、ブリアンさんは2021年、患者を支援する「REACT19」という組織を設立。アメリカで3万6000人の会員がいます。

(ブリアン・ドレッセンさん)
「他に誰も私たちを助けてくれなかったので、自分たちでやらなければいけなかったんです。私たちは苦しんでいる人々に物理的・経済的・精神的なサポートをしています」

すべて寄付金で運営されるNPO組織でこれまでに約100万ドル、1億5000万円もの支援を患者に行っています。

ブリアンさんを診察しているダグラス・ジョーンズ医師。

(ブリアンさんの主治医 ダグラス・ジョーンズ 医師)
「彼女がワクチン接種をした時期とその後の発症の間には、非常に強い相関関係があることが分かっています。私たちが診察するときにはいつも症状を引き起こした何かがあったかや、タイミングや期間はどのくらいだったのかを見ます」

アレルギーや免疫学が専門のジョーンズ医師は、これまでコロナやコロナワクチン後の症状に苦しむ患者を1000人以上診てきたといいます。

(ブリアンさんの主治医 ダグラス・ジョーンズ 医師)
「私たちがさらに前進し患者を評価し、治療を施し科学を推進できるようになれば、最終的にはワクチンの後遺症が認識され理解されるようになると期待しています」