富山県内では2日サクラの開花宣言が発表されました。平年よりも1日早く去年と同じ日の開花です。判断の目安となるのは気象台にあるソメイヨシノの標本木ですが、実はあのサクラの名所にも“標本木”がありました。

富山地方気象台は2日、気象台構内にあるソメイヨシノの標本木で開花が観測されたとしてサクラの開花を発表しました。平年よりも1日早く去年と同じ日の開花です。
記者
「サクラの名所・松川では、三分咲きほどでしょうか。花がほころんでいます」
2日の富山市内は曇り空に覆われ肌寒く感じられましたが、松川べりはほころぶサクラを一目見ようと大勢の人で賑わいを見せていました。
訪れた人
「(サクラ)きれいでした」
「お花見しとる散歩しながら」
「台湾(から来た)。(見に来たのは)サクラ。大好きです」

2日の日中の最高気温は富山で16.4℃、高岡市伏木で14.1℃と4月上旬並となり、開花が進みました。