宮城県大崎市に3月、日本語学校が開校したのに伴い、学校に最寄りのJR西古川駅に4月1日から市の職員が配置されました。
職員は券売業務などをして電車で通う留学生を支援します。
宮城県大崎市古川にあるJR陸羽東線西古川駅では、地元住民らが集まってセレモニーが行われ職員の配置による業務開始を祝いました。

西古川駅は3月24日に開校した「おおさき日本語学校」の最寄り駅で、ベトナムや台湾などからの留学生が寮との往復で列車を利用することから発券などをサポートするため市が職員2人を配置しました。

西古川駅に配置大崎市陸羽東線利活用推進室安藤豊室長
「日本語を学びに来る学生なので、きちっとした日本語で優しくゆっくりと声をかけお迎えお見送りをしたい」

駅に配置される職員は平日午前9時から午後4時半まで業務にあたります。

西古川駅が有人化されるのは20年ぶりで大崎市は今後、JRと連携し陸羽東線の活性化に向けたイベントも企画したいとしています。
おおさき日本語学校では4月10日に入学式が行われます。