ミャンマーを震源とする大地震が発生し、建設中の高層ビルが崩壊したタイの首都バンコク。発生から5日目を迎えますが、市民の間では“慣れない”地震への不安が広がっています。
記者
「前の日に比べると、大型のクレーン車などが何台も追加され、捜索作業が本格化しています」
地震発生から5日目を迎えたバンコクのビル崩壊現場では、行方不明者の捜索とともに、重機を使ったがれきの撤去作業が急ピッチで進められています。これまでに13人が死亡、依然74人の安否がわからなくなっています。
タイ当局によりますと、ビルの建設は中国の国有企業とタイの大手建設会社の共同事業体が担っていました。
現場から建物の基礎部分や柱などに使用された鋼材の一部を取り出し検査したところ、強度の基準を満たしていない鋼材が10%ほど見つかったということです。ただ、当局は現時点で、それがビル崩壊の主な原因と結論づけることはできないとしていて、さらに調査を進める方針です。
また、きのう現場を視察したタイのペートンタン首相は「原因について詳しく調べる必要がある」として、専門家グループに調査を指示しました。
一方、一部の市民の間では今も混乱が続いています。
記者
「建物から次々と人が出てきます」
バンコクの中心部にある高層ビルなどの周辺では、ここ数日「揺れを感じた」という人が建物から次々と避難する光景が見られました。
避難した人
「みんなが避難しているから外に出てきた」
「自分は揺れを感じなかったが、周りの人が『揺れた』と言ったから出てきた」
バンコクでは大きな地震の発生は珍しく、今回はビルが崩壊する事故も起きたため、現在、市民の間では地震に対する危機感や緊張感が非常に高まっています。
タイの気象当局は「現時点でタイ国内に影響を及ぼす余震は発生していない」と発表し、市民に冷静な行動をするよう呼びかけています。
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