自民党の松山参院幹事長は食料品などの物価高に対応するため、新年度予算の速やかな執行に加えて、さらなる対応策を検討していく必要があるという認識を示しました。

自民党 松山参院幹事長
「食料品や日用品を始め、様々な物価が、物が値上がりしております。さらなる対策を講じる必要がないかしっかりと見極め、必要な対策をしてまいりたいと思います」

自民党の松山参院幹事長はきょう午後の定例会見でこのように述べ、物価高に対応していくため、「国民生活や中小企業に対し、必要な政策があればしっかり打ち出していきたい」として、党内で議論していく考えを明らかにしました。

また、松山氏は石破総理が物価高対策として食料品の消費税の減税を否定したことについて聞かれると、「消費税が社会保障財源に充てられていることは認識している」としたうえで、こう答えました。

自民党 松山参院幹事長
「どういった政策が最もふさわしいのかわかりませんけれども、この食料品をはじめとする物価高対策、真剣に議論をして、国民に寄り添った政策をしっかり打ち出していくことも必要かなと」

一方、今週、派閥の裏金事件により処分された萩生田元政調会長らの党の役職停止期間が終了することを受けて、松山氏は「これまでの経験をいかし、党や政府のしかるべきポストで、再び国民のために汗をかいてもらうべき」という考えを示しました。