不登校経験者の若者がサポート
迎えた卒業式当日。特別な一日にしようと華那さんは先頭に立って準備。
山下華那さん
「きょうは楽しく思い出に残る一日にしたいなってと思います」

式を前にメークアップも。初めてのメークにちょっと照れくさそうです。

今回、華那さんの呼びかけで卒業式に集まったのは、同じように学校に行きづらかった小学6年生の子どもたちです。
「卒業式だけでもかっこいい姿を見せたかった」というYumeさんは、学校の卒業式にも出席したといいます。

Yumeさん
「行きました。がんばりました、ちょっと苦手なんだけど。(きょう)最高に楽しい1日にしたいです」
華那さんの思いを形にしようと、大勢のボランティアが式を支えていました。

ボランティアで参加した女性
「成人した長女が不登校だった経験もあるので、何か力になれないかなと思い、参加させていただきました」

美容専門学校生
「私自身が小学校低学年ぐらいからあんまり学校行けてなくて、こういうような式してほしかったなって。全然どうにかなると思うから、楽しく過ごしてください」

不登校経験者や不登校の子どもをもつ家族などが、華那さんの企画を知って集まったのです。
母 敦子さん
「この『つながる』っていうのがすごくいいなって思って、いろんな大人とか若い学生さんたちが味方だよっていうのが伝わったらいいかなと」
