バドミントン全日本総合選手権、女子シングルスで日本一。社会人として新たなスタートを切る宮崎友花選手に、地元・柳井市で感謝と応援の気持ちを込めたイベントが29日、開かれました。
宮崎選手入場
「頑張ってください。」「ありがとうございます」
約300人のファンから、バラとともに応援のことばをもらいながら登場したのは、バドミントンの宮崎友花選手です。
大阪出身の宮崎選手は柳井中学校と柳井商工高校の6年間を柳井市で過ごし、バドミントンの腕を磨きました。インターハイ、女子シングルス連覇。世界ジュニア優勝。全日本総合選手権では高校生で日本一に。日本バドミントン界の未来を託される、期待の選手に成長しました。
イベントは功績をたたえ今後の活躍を応援しようと、高校バドミントンの大会を開催する「adelieカップ大会実行委員会」が主催しました。抽選会では、宮崎選手の色紙やサイン入りの写真などがプレゼントされました。ファンと一緒に写真に収まるなど、交流を楽しみました。
色紙が当たったファン(熊本県から)
「ともちん、ともちんって言って、きょうの日を楽しみにしていて。色紙が当たってすごく幸せで、生きていてよかったなってすごく思いました」
写真撮影が当たった家族
「最後に当たったからうれしかった。うれしいね、運を使い果たしました」
写真撮影が当たったファン
「オリンピック金メダル目指して頑張ってほしいなと思います」
イベントの最後には、ファンから受け取ったバラで作られた花束が手渡され、温かい拍手が送られました。
宮崎友花選手
「柳井は第二の故郷として、すごくたくさんの方々も応援してくださっているので、自分自身その応援を力に変えて頑張っていきたいなと思いました」
地元の大声援を受け取った宮崎選手。4月からは周南市が拠点のACT SAIKYOに入団します。