今回のコンサートを企画したのは道内の高校生たち。

きっかけは、被爆者らでつくる北海道被爆者協会が高齢化などを理由に3月末で解散すると知ったことでした。


戦争を知らない世代にも戦争や原爆の恐ろしさについて考えてもらおうと、開催費用をクラウドファンディングで集めるなど、1年がかりで準備。

2日目の30日は、札幌市内の会場に200人が詰めかけました。

・被爆ピアノコンサート実行委員長(高校生平和大使) 皆川舞奈さん(18)
「核兵器のない平和な世界を作っていくために行動していきます。私たちは微力ですが、決して無力ではありません」

原爆の惨禍を耐え抜いた「被爆ピアノ」が力強い音色を奏でます。