■左投左打・二刀流と、家族にかける思い
いま、“ネクスト大谷翔平”として注目されている選手がいます。それは、現在 日本体育大学に在籍(※2022年10月放送時)する矢澤宏太 選手です。

左投左打で、投手・野手どちらとしても大学トップクラスの実力を持つ“二刀流”の選手です。
投手としては、最速152キロのストレートをはじめ、キレのあるスライダー、そしてストレートに勝るスピードで変化するツーシームを繰り出します。

ツーシームは、大谷翔平 選手も使う変化球の一つ。矢澤選手いわく「新しいものをどんどん取り入れていくことが大事」とのことで、プロ入り以降のことも見込んで取り入れた意図があるそう。
野手としては、一振りで試合を決める長打力に加え、50mを5秒8で駆ける俊足も強み。その高い能力に、日本ハムやヤクルトなどの球団は高評価を寄せています。

二刀流でドラフト1位を目指す矢澤選手ですが、その意気込みを「ドラフト1位という結果で、家族に恩返ししたい」と語ります。

実は2018年に、夢を後押ししてくれた父を亡くしている矢澤選手。「(プロ入りを果たしたら)ありがとうって言いたい」とも話しており、家族全員で目指した夢に向かって邁進しています。

ちなみにプロ野球入り後の意識として、矢澤選手は「佐々木朗希くんのストレートは打席に立ってみたい。(164キロの球速は)どのくらいなのか気になる」とコメントしています。ドラフトの結果はもちろん、今後の活躍にもさらに注目ですね。

バース・デイ
土曜ごご5:00~