関東甲信地方は31日夜遅くから4月1日夕方にかけて、山沿いや山地では大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害、着雪に注意が必要です。

気象庁によりますと、東海道沖から伊豆諸島付近は気圧の谷となっています。関東甲信地方の上空約1500メートルには0度以下の寒気が流れ込んでおり、この状況が4月1日にかけて続く見込みです。

衛星画像 31日午後4時 気象庁

関東甲信地方では、気圧の谷や上空の寒気の影響で、31日夜遅くから4月1日夕方にかけて、山沿いや山地では大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。

■雪の予想
31日午後6時から4月1日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 関東地方北部の山地    20センチ
 関東地方北部の平地     3センチ
 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて
10センチ
 関東地方南部の平地     1センチ
 甲信地方         15センチ

■防災事項
関東甲信地方では、31日夜遅くから4月1日夕方にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害、ビニールハウスの倒壊、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。

次に雪と雨の動きを予想したシミュレーション画像で見ていきます。