一連のフジテレビの問題で、第三者委員会は中居氏と元女性アナウンサーのトラブルについて、フジテレビの「業務の延長線上」における性暴力だったと認定しました。会見場から中継です。
フジテレビ本社22階の会場には400席近くの椅子が並べられ、午後5時から始まる第三者委員会の会見を前に多くの報道陣が集まっています。
さきほど公表された第三者委員会の報告書です。第三者委員会は、この中で中居正広氏と元女性アナウンサーのトラブルについて「性暴力と認められ、重大な人権侵害だ」と認定しました。また、こうした事案が「フジテレビの業務の延長線上で発生した」と考えられるとしました。
さらに、フジテレビのトップが事案を把握した後も、コンプライアンス部門などに適切に情報共有を行わず、1年半にわたって中居氏の番組を続けたことなどについて「経営判断の体をなしていない」と厳しく指摘しました。
フジテレビ 清水賢治 社長
「〔Q.清水社長だったり、(HDの)金光社長の進退に影響は?〕それについては今の時点では何も申し上げることはありません」
清水社長はけさ、「内容次第で改めて関係者の処分などを検討したい」と話していて、このあと午後7時からの会見では、再発防止策や企業風土の改革に向けた対応策などを打ち出す予定です。
視聴者やスポンサーの信頼回復への一歩とできるか、正念場を迎えています。
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