28日に発生したミャンマーの大地震は、生存率が下がるといわれる「発生後72時間」が過ぎました。現地では懸命の捜索が続いています。
震源に近いミャンマー中部のマンダレーです。仏教の中心地として多くの人が訪れる歴史ある街ですが、お寺の入り口にある塔は倒れて、がれきが道路に散乱しています。
28日に起きたミャンマーの大地震では、およそ1700人の犠牲者と日本人2人を含む3400人以上の負傷者が出ていますが、とくにマンダレーの被害は甚大で、700人以上が死亡したとされています。
まだ各地で、多くの人ががれきの中に閉じ込められていますが、さきほど、人命救助のタイムリミットとされる「発生後72時間」が過ぎました。
私がけさ取材したマンションの倒壊現場では、がれきの中から反応がないか必死に呼びかけている家族たちの姿もありました。そして、救助隊によって、がれきの中から女性が助け出されると、大きな歓声が上がっていました。
このマンションでは、倒壊に巻き込まれたとみられる日本人1人とも連絡が取れなくなっているということです。
現地では、今もたびたび余震に見舞われていて、建物の中にいるのが怖いからと屋外で寝泊まりする人も多く、不安な日々を過ごしています。
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