これまでJAが運営してきた岩沼青果地方卸売市場が、4月1日から民間資本を入れた会社「岩沼青果」によって運営されることになり、31日に記念の式典が行われました。

岩沼青果は、JA岩沼市と石巻青果の共同出資で設立されました。31日には、岩沼青果地方卸売市場で関係者約60人が集まり、4月1日からの運営開始を祝いました。

岩沼青果地方卸売市場は、これまで、JA岩沼市が運営してきました。しかし、生産者の減少や流通の多様化による需要減少などの課題を解決するため、民間資本を入れて再出発することになりました。

JA岩沼市 今野勝昭管理部長:
「農協のひとつの事業だと縛りがある。株式会社になることで、石巻青果と協力をして、全ての関わる人が幸せになることが一番」

石巻青果は、石巻青果花き地方卸売市場の運営も手がけていて、そのノウハウを岩沼でも生かしていくことにしています。