今回のこども未来プロジェクトは、空手の県大会で優勝し全国大会(3月28日~30日)に挑んでいる茅野市の中学生です。
ちびっ子に胸を貸すのは、茅野市の空手道場「星友館(せいゆうかん)」に通う中学1年生の中野杏南(なかの・あんな)さん。

2024年9月に組手の県大会で優勝し、全国大会に出場します。
星友館江尻昌広代表「稽古を始めます互いに礼!きょうは杏南に渡したいものがあります」
全国大会が1週間後に迫ったこの日は、稽古の前にゼッケンが手渡されました。
いざ稽古が始まると道場全体が熱気に包まれます。

星友館は、未就学児から高校生まで60人が所属し、子どもたちは放課後に稽古を重ねています。
江尻代表「みんなわが子のように感じていますので、言うことを聞く子も聞かない子も、うまくいく子もいかない子もすべて可愛いですね」
父の影響で6歳から空手を始めた中野さん。
得意技は、相手の踏み込みに合わせた「蹴り」です。

中野さん「(相手が)突いてくるときに合わせて蹴るのは、体が勝手に動く感じで、そんなに考えてはいないです」
鋭い蹴りを武器に全国大会の目標は…。
星友館中野杏南さん「ベスト8を目指して、簡単ではないけれど頑張りたいです」
京都で3日間行われている全国大会、その結果を胸にこれからも上を目指します。