長野市中心部と中山間地を結ぶ6つのバス路線が廃止される問題です。
市などは代替手段として乗合タクシーや市営バスの運行を検討していることが分かりました。

長野市で28日に開かれた会議にはバスの事業者や住民などおよそ30人が参加しました。

長野市と周辺地域を結ぶ路線バスを巡ってはアルピコ交通と長電バスが6路線を9月末で廃止すると発表しています。

会議で、市などは一部の路線で廃止時期の延期について協議しているとしたほか、代替の交通手段の案を明らかにしました。

牟礼、県道戸隠、篠ノ井新町(しんまち)線は、事業者と協定を結んで乗合タクシーを運行。

鬼無里、高府(たかふ)、新町大原橋(しんまちおおはらばし)線は、市営バスの委託運行を検討しているということです。