半導体需要の高まりに対応します。
山口県下松市に半導体製造装置を作る新たな工場が完成しました。
下松市に完成したのは、日立ハイテクの新製造棟です。
日立ハイテクはこれまでも笠戸地区でスマートフォンなどに使われている半導体を製造するための装置を作っていましたが、近年の半導体需要の高まりを受けて新たに建設しました。
新製造棟ではAIが生産計画を考え、ロボットが部品を運ぶなどデジタル化や自動化を強化し、これまでの2倍の生産能力を実現しました。
今回の増設を受けて地元などからの新規雇用も増やしていくということです。
総事業費はおよそ245億円です。
日立ハイテク 飯泉孝社長
「ここをフル稼働させて、下松市とその周辺の皆様に少しでも貢献できる、仕事で貢献できるようにしていきたいという思いを改めて強く感じています」
村岡嗣政 山口県知事
「われわれも成長産業の誘致の活動に取り組んでますけども、そうした中で大変大きな成果だと感じています」
新製造棟はすでに稼働していて、4月からは本格的な生産が始まる予定です。