福岡市教育委員会は、市立学校に関する大雨・大雪の際の一斉休校の判断基準を策定し、27日発表しました。4月から運用を開始します。
福岡市教育委員会によりますと、大雨による一斉休校の基準は、市内に「大雨特別警報」が出た場合や「線状降水帯の発生」が発表された場合に加え、市内の複数の校区に「避難指示」が発令され、その対象校区が急速に拡大すると市教委が判断した場合です。
一方、大雪による一斉休校の基準は、市内に「大雪特別警報」または「暴風雪警報」(海上を除く)が出された場合に加え、広範囲に積雪し転倒のおそれがあるなど、安全を十分に確保できない場合としています。
一斉休校の基準を満たす場合には、保護者が登録するメールを使って学校が家庭にあらかじめ通知し、当日決定の場合には午前6時半を目安に通知するということです。
福岡市では2024年8月、台風10号の暴風警報が発表中に児童生徒を登校させ、すぐに下校させたことが問題となっていました。
これを受けて福岡市は2024年9月、台風に関して市内が暴風域や強風域に入るおそれがある場合には一斉休校にするという基準を定めていました。














