柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、県民投票の実施を求める市民団体が新潟県の花角英世知事と面談し、県民投票の必要性を訴えました。
花角知事と面談したのは「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」の代表者らです。団体は県内ほぼ全ての市町村で署名活動を行い、14万3196筆を集めて27日に花角知事宛てに提出しました。再稼働の判断にあたって花角知事は「県民の信を問う」と繰り返してきました。

柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会 水内基成 請求代表者
「知事が判断を示す前に、県民投票をぜひ実施させていただいて」
花角英世知事
「しっかり受け止めたうえで、私なりに考えてまとめていきたい」
柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会 水内基成 請求代表者
「県民投票の実施を求める県民の声はまだまだ潜在的にたくさんあります。知事を信じてみたいと思っています」
一方、28日午後には、原発の地元の経済団体「柏崎エネルギーフォーラム」が「県民の意思は県議会で確認すべきだ」として、花角知事に要望書を提出します。
