日本サッカー協会の宮本恒靖会長が27日、佐藤大分県知事を表敬訪問し、競技に対する関心を各地で高めていきたいと意気込みを語りました。
県庁を訪れた日本サッカー協会の宮本会長は、現役時代にJリーグのガンバ大阪などでディフェンダーとして活躍したほか、日本代表でもキャプテンとしてプレー。去年3月に日本サッカー協会の会長に就任しました。
27日は、日本サッカー協会の関係者ら8人が佐藤知事を表敬訪問しました。宮本会長は、協会と地域が一体となって競技に対する関心をさらに高めたいと語りました。

(宮本恒靖会長)「地元にあるサッカークラブが活躍することが重要だと思いますし、選手たちにどういった環境や設備、プレーの機会を作れるか色々考えてやっていきたい」
また、県内でサッカーをしている子どもたちに対しては体作りをしっかりした上で、広い視野を持ちプレーしてほしいとメッセージを送りました。
(宮本恒靖会長)「プレーすること以外も遊ぶことも大事だと思うし、しっかり勉強することも大切だし、色んなことに対し一生懸命やってほしい」
宮本会長は去年9月から全国を巡り、各地のサッカー関係者との意見交換を続けています。今後は、ヒアリングした地域が抱えている様々な課題について、協会で議論していきたいとしています。