今回、浜田さんに六地蔵の制作を依頼しました。


福地地区では大川小学校に通っていた2年生から6年生の6人の児童が津波で亡くなり、被害を風化させたくないという思いからです。


5年生の娘を亡くした 紫桃さよみさん:
子どもが亡くなった場所っていうのは、行けば離れられない。この子を置いてはいけないという気持ちと、いたくないっていう気持ちと。私がそこに行く機会を子守り像がくれた。子守り像に触れたときに、石なのにあたたかく感じた。浜田先生のあたたかい石像を福地に、という思いがずっとあった。


浜田彰三さん:
気持ちや意向は分かったので、僕が協力できることであればしたいなと。


六地蔵を見て、子どもたちへの思いを巡らせます。