東日本大震災の津波で、児童ら84人が犠牲になった小学校があります。

宮城県・石巻市の大川小学校です。

その遺族のために、山梨県富士吉田市の彫刻家が六地蔵を制作しました。

受け取りに来た遺族が六地蔵と対面し、語った想いとは…


6体がどこか楽しげな表情で並んでいるようにも見える、こちらの六地蔵。

制作された六地蔵


制作したのは、富士吉田市の彫刻家 浜田彰三さんです。


この六地蔵、ある思いが込められています・・・・

宮城県石巻市の大川小学校。

東日本大震災による津波で児童ら84人が犠牲になりました。


浜田さんは震災があった2011年に子守り像を制作。

大川小学校の校舎前に設置されました。


浜田彰三さん(当時):
つらい気持ちを少しでもこの像に話していただければ、そういう思いで作らせていただきました。


10月15日、浜田さんの工房に訪れた人たちがいます。


大川小学校の学区内にある福地地区で、子どもを亡くした人たちです。