大分県佐伯市で停泊中の土砂運搬船が積載していた土砂の中から信管のない砲弾が見つかり、自衛隊が撤去しました。

26日午前11時頃佐伯市鶴望の船舶整備会社から「停泊中の船に積載していた土砂の中から不発弾のような筒状の金属が見つかった」と警察に通報がありました。

警察によりますと見つかった金属物は長さおよそ1メートル、直径30センチの円すい形で、砲弾のような形をしています。

撤去の要請を受けた自衛隊が調べたところ、信管はなく爆発の危険性はないということで、回収しました。

不発弾が見つかった土砂運搬船は名古屋市の庄内川下流で2年前に回収した土砂を載せ、点検のために船舶整備会社を訪れ、土砂をおろす作業を行っている際に見つかりました。