今年1月山口県光市のヨットハーバーで乗用車が海中転落した事故で運転していた男性を救出した人たちに徳山海上保安部から感謝状が贈られました。

感謝状は同じ職場の5人に団体表彰、1人に個人表彰のあわせて6人に贈られました。

1月25日の午後2時半ごろ県スポーツ交流村のヨットハーバーにアクセルとブレーキを踏み間違えた乗用車が転落しました。

交流村の職員が海に浮かんでいる車と運転していた男性を発見し他の4人の職員と施設の維持管理をしていた会社員のあわせて6人で救助にあたりました。

第1発見者 県スポーツ交流村 福田裕司さん
「みなさん、私を含めて必死だったので声かけ、とにかく声かけですね要救助者に対しても声かけするし職員どうしも声かけあうということでそういったことに心がけました」

福田さんは近くにあったウインドサーフィンのボートに乗って運転していた57歳の男性を助けだしました。

発見から救急車にのせるまでおよそ20分かかりましたが男性はけがもなかったということです。交流村では日ごろから職員が参加した救助訓練をしていて今回はそれが生かされたということです。