今後の活動は?「家庭礼拝」に切り替えも
小川キャスター:
気がかりなのは、日本での活動がどうなっていくのかというところです。

もるすこさん:
日本での活動としては、今までは日曜日の教会に信者が集まって礼拝という宗教行事を行っていました。昨年末から信者の家に集まって「家庭礼拝」を行うという形にだんだん切り替えようという動きがあります。おそらく、解散命令によって教会建物が清算されたときの対応を裏で進めていると推測されます。

小川キャスター:
そうすると、この解散命令などによってどんどん活動が先鋭化していく懸念もあるように感じるのですが、いかがですか。
もるすこさん:
もし将来的に宗教法人というものが剥奪されたとき、信者が社会に復帰できないように、孤立するように教団が仕向けている。「宗教迫害を受けている」「信教の自由を侵害されている」というようなことを信者に植え付けて、「外の世界は怖いんだ」と思わせ、孤立させる狙いがあると思います。
小川キャスター:
教会側は教会側のストーリーを組み立てていくわけですよね。
鈴木エイトさん:
実際に教団関係者が信者にどのような働きかけをしているのか。信仰を保つことによって、逆に裁判を起こされたくないというところも利用されていると感じます。
真山仁さん:
宗教と法律はあまり馴染まないのだと思います。法律で決めたからおしまいというのは世の中の常識ですが、もっと離れてみると、結局、江戸時代と同じで国家権力が宗教を弾圧している。そうすると宗教側、特に信者側は「みんなで結束しよう」となります。
そのような方向にいかないためには、多くの人が何が起きていて、根っこに何があるのかまで理解するということを時間をかけてやらないといけない。SNSの時代なので、「弾圧だ」と言われると、宗教弾圧をしている国が悪いという流れが来ないとも限らないと思います。

小川キャスター:
これまでの政治との関係を考えると、政治側から切り離されたという被害者意識を募らせるということにも繋がりかねない。そうした中で、スタートラインに立ったにすぎないという今回の地裁での解散命令ですが、もるすこさんが今一番訴えたいことはどういったことでしょうか。
もるすこさん:
今回、解散命令の判決が出ましたが、これによって統一教会という団体全てが「カルト」という見方をされるのを懸念しています。「統一教会の幹部がたくさんの信者たちからお金を搾取してきた」「いろいろな人権侵害を与えてきた」という見方をしてもらいたいです。

進級・進学・就職の時期になっています。これから皆さんの身の回りに統一教会ということを隠している人が現れることもあると思います。そのときに偏見や差別でこのような人たちを孤立させることがないように。私は社会に受け入れられて、このように宗教2世というところから脱出できて、社会の一員として頑張っていけています。同じように、これからの子どもたちが社会に受け入れられていくことを願っています。
小川キャスター:
今一番苦しく、つらい思いをされている方への誹謗中傷が向かないことを願うばかりです。














