北東北3県の防衛警備などの任務を担う「陸上自衛隊第9師団」の新たな師団長となった松永康則 陸将は、着任式で「練度の高い強靭な部隊を作り上げる」と抱負を述べました。
新たに第9師団長に着任したのは、北海道苫小牧出身の松永康則 陸将(57)です。
松永師団長は、防衛大学校を卒業後の1990年に新潟県の第30普通科連隊に入隊し、福岡地方協力本部長や北部方面総監部幕僚長などを歴任しました。
25日は、第9師団の司令部が置かれている青森駐屯地で抱負を述べました。
第9師団長に新たに着任 松永康則 陸将
「重責に改めて身の引き締まる思い。『隊員の幸福』及び『強靭な部隊』の2点を統率方針として隊務を運営していく所存。実力を備えた団結強固・規律厳正・士気旺盛な練度の高い強靭な部隊を作り上げ、国民や県民の信頼に応えていきたい」
松永師団長は24日付で着任し、第9師団の12の部隊を率います。