米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちらです。

春の“5K”揃い踏み。
テレビだったら4Kだったら嬉しいなと思うんですけど。
5Kとはそもそもなんぞやということなんですが、こちらです。

乾燥、花粉、強風、寒暖差、黄砂
これがあす全て揃います。
では、詳しく見ていきます。まずあすの天気図からご覧ください。

だんだん高気圧に覆われてきますのであすの山梨県内は晴れそうなんです。

高気圧が南にもありますが、風というのは、気圧の高いところから低いところへと流れる性質があります。

つまり南から暖かい空気=暖気が、低気圧に向かって流れ込みます。晴れれば地上で25℃前後の目安。つまりあすも25℃近くまで上がりそうなんです。

ただ、きょうと違うのはこの白い線=等圧線と言いますが、この線の間隔が狭ければ狭いほど風が強く吹くことを表しています。
間隔が狭いのであすは晴れて6月並みの陽気となるんですが、風が中北を中心に「強風」となります。
晴れて気温が高くて、風が強いと花粉が飛びやすくなりますから、まずは「花粉」。さらに北から空気が流れてきますから「乾燥」にも要注意ということになります。

あすの気温できょうよりもさらに上がるのが南部です。4℃高い27℃で6月下旬並みの気温。大月、河口湖も6月並みの気温で、甲府は26℃と5月下旬並みの気温で今年一番の暖かさ。朝と昼の気温差があす15℃近くありますので、「寒暖差」が大きくなります。
さらに極めつけは「黄砂」ということになるんですが・・・
<続きは動画をご覧ください>