2年に1回開催されるアジア・マラソン選手権が今月(3月)30日に中国で開かれます。この大会に初の日本代表として出場する天満屋の松下菜摘選手が、意気込みを語ってくれました。

天満屋女子陸上競技部の松下菜摘選手(30)です。今月30日に中国・嘉興で開催される「アジア・マラソン選手権」に日本代表として挑みます。

(天満屋女子陸上競技部 松下菜摘選手)
「日の丸を背負うという中でチームではなくて、日本の代表として走らせていただくので、自分らしい力強い走りをしていきたいと思います。」

岡山県出身の松下選手は、2017年に天満屋へ入社。3年前の大阪国際女子マラソンでは、自己ベストの2時間23分台で3位に入った実績を持ちます。しかし、今年1月に出場した同じ大会では5位に入賞したものの狙っていた結果ではありませんでした。

(松下菜摘選手)
「東京世界陸上を目指していたので(心に)ぽっかり穴が空いた感じはあったんですけど、日本代表というユニフォームを着られるというところで、切り替えはできたかなと思います。」

強豪・天満屋で8年間、必死に練習を積み重ねてきました。そして掴んだ初の日本代表、初めての海外レースです。

(松下菜摘)
「入社した時は日本代表とかのレベルではなかったので一生懸命努力すれば運が回ってくるんじゃないのかなと。」「目標は優勝はしたいんですけど、入賞圏内まで食い込みたいとは思っています。」