カーリングについての話題です。33回の歴史を数えるジュニア日本一を決める大会で、「チーム佐藤」が青森県勢男子としては初めての優勝を飾りました。
予選を3位で通過した東北ブロック代表の「チーム佐藤」。
ユース五輪代表・高校3年生のスキップ佐藤航英を中心に、中学1年生までの5人で県勢男子で初めて決勝に進出しました。
長野のチームを相手に1点を追いかける第4エンド、佐藤のラストショットは隠れていた相手のストーンをうまくはじいて2点を奪い、試合をひっくり返します。
その後、追いつかれ、最終第8エンドを不利な先行スタートで迎えます。
ストーンをハウスにためると、迎えた相手のラストショット。
このショットが外れ3点をスチール、6対3で県勢男子としては初の優勝を射止めました。
リード 今本暖太 選手(中学校3年)
「苦しい場面や少し落ち込んでしまう場面も多かったんですけれども、みんなに励まされて、気持ちよくプレーできた」
スキップ佐藤は、今大会が高校生としは最後の舞台。春からは北海道の大学でカーリングに挑みます。
スキップ 佐藤航英 選手(高校3年)
「青森から日本ジュニアに出るメンバーもまだまだいるので、そういう人たちにもがんばって練習してもらえたらなと思います。自分は将来オリンピックで金メダルを取ることを目標にしています」
また、女子は青森市出身の鈴木凜がリザーブを務めた「札幌国際大A」が優勝しました。
男女の優勝チームは、来年度の国際大会の出場権を獲得しました。