山口県周南市の中学生が地域貢献のため授業の一環でデザインした包装紙が24日、実際に店で使われることになりました。



デザインしたのは岐陽中3年の大和珠乃さんで、採用した自転車販売店に包装紙を納入しました。



店にあうように自転車のチェーンをあしらったデザインが描かれていて情報収集から始めて、半年がかりで完成させました。

岐陽中 3年 大和珠乃さん
「自転車らしさをだすのが難しいので、少ないパーツでどれだけお店の魅力とかを伝えられるようなデザインになるかを考えるのが大変でした」

ナスティ 貞久和慶 代表
「うちのお店のイメージ通りのかっこいいデザインになっていると思います」

岐陽中では地域貢献の一環で、美術の授業で生徒たちが包装紙や夏まつりのうちわをデザインし、実際に店で使ってもらう取り組みを続けています。



今回は「ちゅうでん教育振興財団」から助成金を受けてお店にA1サイズの包装紙500枚を納めました。

店では、手袋など小物の包装紙としてさっそく利用したいとしています。