米津龍一気象予報士:

東京は桜の開花が発表されましたが、山梨はおそらく最短でもあさって水曜日、遅くても木曜日、そんな感じかなと思います。
ではあすのお天気ポイントはこちらです。

黄砂と花粉のダブルパンチとなりそうです。
まずは黄砂の話からしていきます。宇宙から見た雲の画像をご覧ください。

きょうの午前11時のものです。こちら日本列島となっていて白色の部分は雲を表しています。この雲がかかっていたのできょうは県内すっきりと晴れなかったんです。
画面の左側、この点線の部分、ちょっと薄く茶色がかっていたり、黄色くなってるのわかりますか。

これが何かというと黄砂なんです。

今どうなってるかを見ていきますと、だんだん西から東の方に移動してるのがわかるでしょうか。天気は西から東に変わってきますから、この雲はあす取れてきて晴れるんですが、この濃い部分の黄砂が山梨県内にあすかかってくる可能性があるんです。

実際にその黄砂の予想を見ていきます。
あすの午前0時、未明の段階ではもう既に西日本には黄砂がかかっているような状況です。この色が濃ければ濃いほど濃度が高いということで、見通しが悪くなる可能性があるんです。

明け方頃には山梨県内にも黄砂がかかってくることになります。しかもあさっての少なくとも、正午にかけてかかり続ける状況となりそうです。

さらにこれだけじゃなく、厄介なのがあすは晴れて気温が高く、25℃以上の夏日のところもありそうなので、花粉が極めて多い一番上のランクとなります。

もうスギ花粉はピークが過ぎつつあるんですが、ヒノキ花粉は、きのうから甲府で本格飛散が始まりました。ですからどちらもちょっと注意が必要な状況です。
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