香川県の小豆島の2町が、県内で初めてとなる宿泊税の導入を新年度から検討します。池田知事も、県として検討に前向きな姿勢を示しました。
土庄町と小豆島町は、合同で宿泊税導入の検討委員会を設置するため、それぞれ17万円を新年度予算に盛り込んでいます。観光の島として選ばれ続けるために必要な投資の財源としたい考えで、2027年度の開始を目指して徴収額や使い道などを有識者らと検討します。池田知事はきょう(24日)の会見で香川県も市や町と勉強会を開き、課題や意義について意見交換したいと話しました。
(池田豊人香川県知事)
「全体の市・町と一緒に勉強をして、タイミングも含めて検討していきたい」
宿泊税は条例を定めて総務省の同意を得ることが必要で、現在、6都道府県と19の市町村が導入、もしくは導入を検討しています。