高騰するコメの価格は落ち着くのでしょうか?

政府が放出した備蓄米のうち、9割以上を落札したJA全農。
このうち長野県内では早ければ4月上旬にも、8000トンに近い備蓄米が流通する予定であることがわかりました。


JA長野中央会は24日の会見で、県内に流通する備蓄米の見通しを示しました。

JA全農は3月、政府が初めて放出した備蓄米およそ14万2000トンのうち、9割を超えるおよそ13万2000トンを落札しました。


JA全農長野によりますと、このうち県内には8000トンに近い量が配分されるということです。

JA全農長野 長谷川孝治(はせがわ・こうじ)本部長:
「(店頭への流通は)おそらく4月の10日前後ぐらいになるのではないかとみている」
「相当の効果はあるだろうと」

価格の落ち着きが期待される備蓄米の流通。

全農長野では早急に配分されたコメの入荷を進めていきたいとしています。