林官房長官は、中国の王毅外相と面会した石破総理の発言内容について、中国外務省から「事実と異なる発表が発出されたことは遺憾だ」と述べました。
石破総理と王毅外相の面会は21日に行われましたが、中国外務省の発表によりますと、王毅外相は「歴史問題や台湾問題についての政治的なコミットメントを守るべきである」と話したうえで、「抗日戦争勝利80周年という節目に日本側が歴史や国民、未来に対して責任ある態度をとり、賢明な選択をすることを希望する」と主張したということです。
これに対し、中国側の発表では、石破総理は「中国側が詳しく説明した立場を尊重する」と発言したとされています。
日本政府は「そのような発言を行った事実はない」と否定していて、林官房長官は24日の記者会見で「中国側に対して抗議し、事実と異なる記述を直ちに削除するよう中国側に申し入れた」と説明しました。
また、「外交上のやり取りであり、中国側の反応を含め、詳細を明らかにすることは控える」とした上で、「事実と異なる発表が発出されたことは遺憾」と強調しました。
これについて、中国外務省の郭嘉昆報道官は24日の会見で「国家間の交流ではお互いの立場を尊重するのが正常なことだ」と述べるにとどまりました。そのうえで「私が理解する限り、今回の中日間の重要かつ有益な会談はこうした精神をまさに反映したものだ」と述べています。
24日夕方時点で、日本側が削除を要請した文言は中国外務省のホームページから削除されていませんが、中国外務省としては会見であえてあいまいな言い方をすることで事態の収拾を図りたい狙いがあるものとみられます。
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