長野県松本市が行ったアンケート調査で、「カスタマーハラスメント」を受けたことがあると答えた職員が、5割以上にのぼったことがわかりました。

調査は24年11月、松本市の職員およそ3000人を対象に行ったもので、623人が回答しました。

市民からの理不尽な迷惑行為いわゆる「カスタマーハラスメント」については、55パーセントにあたる342人が直近2年間に1回以上受けたことがあると回答し、「16回以上」とした職員も46人いました。

行為の内容で多かったのは、「暴言や罵声」「同じ内容を繰り返すクレーム」「長時間の拘束」などでした。

市では、25年度に「カスハラ対策室」を新設するほか、「カスハラ防止条例」の制定へ検討を進めていく方針です。