原発事故の被災地域の復興について考えるトークセッションが23日で行われました。

浪江町津島地区で行われたトークセッションには、地元の住民など約70人が集まりました。

登壇したのは、飯舘村長泥地区の前区長・鴫原良友さんです。長泥地区は、おととし、特定復興再生拠点で避難指示が解除されていて現在、除染土の再生利用事業が試験的に進められています。このなかで鴫原さんは、再生利用事業について国と協議するなかで地域住民の意見が反映されていない現状などについて説明しました。

主催した団体は、今後も住民同士の話し合いの場を設け、被災地の復興につなげていきたいとしています。