ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカとウクライナの代表団による協議が23日に行われると明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は22日、ロシアとの停戦交渉をめぐるアメリカとウクライナの代表団による協議が23日に行われると明らかにしました。アメリカはウクライナとロシア、それぞれと24日にサウジアラビアで協議を行う予定となっていました。
アメリカのCNNテレビは、情報筋2人の話として、アメリカとウクライナの「初回の協議」が首都リヤドで23日に行われる予定だとしたうえで、「予定よりも回数が増える可能性がある」と伝えています。
協議では、ロシアとウクライナとの間で食い違いのある「攻撃停止の対象」をどのような施設にするのかなどが話し合われる見通しです。
アメリカ ウィットコフ特使
「両国(ロシアとウクライナ)の一致点を得ることに、とても楽観的だ。問題はかなり絞り込まれた」
こうした中、アメリカのウィットコフ特使は、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部と南部の4つの州について「住民投票では圧倒的多数がロシアの統治を望んだ」と指摘し、「問題は世界がロシアの領土と認めるかどうかだ」と話しました。
ロシアが2022年に強行した住民投票について、バイデン前政権は「偽の住民投票だ」と批判していましたが、一転、ロシア寄りの見方を示したかたちです。
また、ウィットコフ特使は、ウクライナで行われていない大統領選挙について「ウクライナ側は実施することで同意した」と明らかにしています。
注目の記事
忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】









