長野県の北アルプスの西穂高岳で行方不明となっていた横浜市の50代の男性が、22日長野県警のヘリで救助されましたが、死亡が確認されました。
死亡したのは、神奈川県横浜市の58歳の会社員の男性です。
警察によりますと、男性は20日、1人で新穂高温泉(しんほたかおんせん)から山に入り21日西穂高岳方面に登ったあと、下山中に滑落しました。
本人から警察へ、「けがはなく、自力で登山道に戻り、近くの山荘を目指す」と連絡がありましたが、その後、行方が分からなくなったということです。

警察の山岳遭難救助隊などが捜索を行い、22日の午後4時前、西穂高岳の標高およそ2,700メートル、独標(どっぴょう)付近で倒れている男性を見つけ、県警のヘリコプターで救助しましたが死亡が確認されました。