大分県別府市にある「しいきアルゲリッチハウス」の県有化を求める請願が県議会に提出されていて、21日の常任委員会で全会一致で採択されました。
21日は県議会の総務企画委員会が開かれ、しいきアルゲリッチハウスの県有化に関する請願について審査しました。

アルゲリッチハウスは2015年にアルゲリッチ芸術振興財団が建設し、音楽文化を発信してきました。請願では老朽化による保全改修やさらなる活用促進が課題となっていて、県の芸術文化の発信と人材育成の観点からハウスの県有化を求めています。
協議の結果、委員会ではこの請願を全会一致で採択しました。請願は定例会最終日の3月27日に本会議で採決される見通しです。