大分県臼杵市の小学校で卒業式が行われ、6年生が自分たちで作った和紙の卒業証書が授与されました。
臼杵市の川登小学校では6年生5人が巣立ちの日を迎えました。大渡克教校長から一人一人に授与された卒業証書には自分たちが手すきで作った和紙が使用されています。


校章がすけて見えるよう工夫されていて手作りならではのぬくもりも感じられます。かつて地区で盛んだった和紙作りを学ぶ体験教室の一環で、6年生は原料となる植物の採取から取り組んできました。
(卒業生)「世界に一枚だけの卒業証書がもらえてうれしいです」「手作りの卒業証書は珍しいのでとてもいい経験ができました」「部活とか勉強とかいろいろあるので頑張っていきたい」

卒業式には在校生16人も参加し、全校で最後の校歌を合唱。たくさんの思い出とともに学び舎をあとにしました。