防犯カメラとAI=人工知能を組み合わせ、事件や事故が起きる前に異常を知らせる最新の技術が公開されました。
防犯カメラと言えば、事件や事故が起きた際に見返したり、犯罪の抑止に使ったりするのが一般的ですが、NTT東日本がきょう公開したのは、AI技術を組み合わせた防犯カメラです。見た目は普通のカメラと変わりませんが…
記者
「防犯カメラの前で転びますと、自動で転倒したことが検出されます」
防犯カメラで撮影した映像をAIがリアルタイムに分析。人の動きを骨格ベースで読み取り、人を殴るなどの暴力行為や不審な行動、異常な動作を即時に通報することで、事件や事故が起こる前に防ぐことができるほか、園児や高齢者、病院の患者などの見守りにも使えるといいます。
NTT東日本 無線&IoTビジネス部 渡辺憲一 部長
「人口が減っていく中で、やっぱり、国全体を少ない人数で回していかなきゃいけない、それを安全にやらなきゃいけないというところで、こういうAIとか映像伝送の仕組みが生きる部分があると思ってます」
AIシステムをてがける アジラ 尾上剛 CEO
「どんどん日本はですね、高齢化が進む中で、やはり人だけでは犯罪、事故、事件を防ぐことは難しいと思っておりまして、これを弊社が提供しているようなAIを使って解決していきたい」
闇バイトによる事件が多発するなど治安の悪化が社会課題となる一方、警備業界では人手不足が深刻です。
AI防犯カメラについて、NTT東日本はコインランドリーや無人店舗、商業施設、介護施設などへの導入を目指すとしています。
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