墓じまいするとどうなる?「お墓の墓場」と呼ばれるお寺を訪問

墓じまいした後のお墓はどうなっているのか?名古屋から車でおよそ1時間。豊田市の山あいにある妙楽寺をきょう訪ねました。

(松本道弥アナウンサー)「すごいですね、びっしりと墓石が並べられてます」

本堂のそばの斜面を埋め尽くすように置かれている墓石。端から端まではおよそ300メートル。その数、実に2万基以上とのことでした。

(妙楽寺 鈴木政彦 住職)「元禄14年、江戸時代(お墓)。(Q:星のマークがついているお墓?)これは兵隊(のお墓)」

私たちはおととしにも妙楽寺を取材していますがこれらは墓守をする家族がいないため周辺からも持ち込まれた墓石が含まれています。

地元では「お墓の墓場」と呼ばれていました。きょう、あらためて住職に聞くと…

(妙楽寺 鈴木政彦 住職)「(約2年前は)ここら辺までだった。500から600基くらいは増えている」

墓石の数は2年前より増えていました。預けられる墓石は毎年およそ300基といいます。

(松本道弥アナウンサー)「これだけぶわーっと並んでいると、もう置く場所ないんじゃないのかなっていうふうに見えるんですけど…」

(妙楽寺 鈴木政彦 住職)「ひな壇を作っていって、上の方まで土地があるのでまだ大丈夫」