
◆スーパーでは総菜や弁当の販売、宅配サービスに注力
こうしたニーズを取り込もうと、「コープさっぽろ」では、総菜や弁当の販売に力を入れています。
コープさっぽろなかのしま店 池邉梨乃 デリカチーフ
「細かいのも合わせると368種類くらいある。総菜を作っていたのはデリカ部門だけだったが、畜産部門・水産部門・農産部門も総菜を強化しようと、新鮮な素材をおいしく食べてもらうためにメニューを開発している」

さらに利用者が増えているのが夕食の「宅配サービス」です。
馬場佑里香記者
「こちらでは今日の夕食用の宅配弁当が作られています。みなさん手際よくお弁当を詰めていて、あっという間にお弁当が完成していきます」
管理栄養士が監修するバランスの取れた日替わりメニューを自宅まで配達してくれるこのサービス。
週1回から利用でき、毎日5種類の中から好きなメニューが選べます。
年間で延べ40万人ほどが利用していて、65歳以上が8割を占めています。
コープフーズ管理栄養士 佐藤菜摘さん
「栄養価も考えながら献立を立てることも大切だが、おいしいと思って食べていただきたいのでおいしさも重視して考えている」