小学生を対象にした弁護士の体験会が大分市で開かれ、子どもたちが法律や弁護士の仕事への理解を深めました。

この体験会は、県弁護士会と法テラス大分が小学校高学年を対象に開催しました。5年生と6年生の21人が参加し、グループに分かれて刑事裁判の弁護士役を体験しました。子どもたちは、殺人事件で無罪を主張する被告人を弁護する想定で、関係者の証言や証拠資料などを検証しながら弁論の方向性を議論しました。

(参加者)「話をまとめていると難しくなったりします」絶対にこの人が犯人ではないと言えないところが難しいです」「弁護士ってこんなに難しい仕事をたくさんしているんだなって思いました」

県弁護士会では、このような体験を通じて子どもたちに法律や弁護士の仕事に興味を持ってほしいとしています。