仙台市天文台で半世紀にわたり星空の魅力を伝えてきた解説員の女性が20日、最後の1日を迎えました。天文台には多くの人が詰めかけプラネタリウムでの優しい語り口に耳を傾けました。

青葉区錦ケ丘にある仙台市天文台。20日、ベテラン解説員が最後の1日を迎えました。仙台市天文台の高橋博子さん69歳です。

プラネタリウムの上映が始まる前から天文台には、多くのファン、さらには、同級生たちもかけつけました。

50年来の高橋さんファン「きょうラストということで西公園のラストの時も高橋さんの解説で聞いて今回も絶対に来なきゃと思って朝早く出てきてチケットを取った」
小中学校の同級生「皆さんに最後来ていただけるすごいなと日本でも有名天文学の方ではそんな彼女を尊敬しています」
仙台市天文台・高橋博子さん「一言でいえばいろいろなことがあった思い返すと楽しかったことがいっぱいよみがえる。(天文台は)私にとって自分らしくいられるような場所」