道後に春の訪れを告げる「道後温泉まつり」は2日目を迎え、華やかな“女みこし”が6年ぶりに鉢合わせを行うなど、会場は熱気に包まれました。

20日はまどんな神輿、天神花神輿、紅媛神輿の、3体の“女みこし”が道後温泉駅前に集まりました。

そして「ヨイサーヨイサー」の掛け声とともに商店街を練り歩くと、観光客らは熱心にカメラを向けて勇壮華麗なみこしの姿に見入っていました。

このあと、道後温泉本館前に勢いよく走り込んだ“女みこし”。

そして始まったのが、みこしの鉢合わせです。

コロナ禍での中断を経て6年ぶりに行われ、みこし同士がぶつかり合うたびに見物客からは歓声が上がっていました。

最後は3体揃って差し上げを披露し、会場は熱気に包まれました。

見物客
「迫力があってすごいね」

みこしの担ぎ手
「こういう地方の文化は大事に残していきたいと思うので、女性でもしっかり盛り上げていきたいと思います」
「道後温泉の町全体が、楽しく過ごせたらいいなと思っています」

「道後温泉まつり」は、21日に最終日を迎えます。