埼玉で発生した道路の陥没事故をめぐり、国は18日、全国で下水道管の特別調査をする方針を示し、大分県内では大分、中津、日田の3市で実施されることになりました。

今年1月に埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故では下水道管の腐食などが原因だとされています。

こうした事故を防ぐため、国は18日下水道管の「全国特別重点調査」を実施すると発表しました。調査対象は直径2メートル以上で設置から30年以上が経過した下水道管で全国のおよそ5000キロが該当する見込みです。

県によりますと、県内では大分市、中津市、日田市の3市が対象となっていて国が開いた19日の説明会では調査の報告期限を1年以内とする方針が示されたということです。

調査費用は国と各自治体が半分ずつ負担する予定で3市は今後、本格的な調査日程などを決めることにしています。