市は補助金2000万円の返還に向けて弁護士と協議

この問題について、関市は今月11日…。
(関市のホームページより)
「映画の公開に関する件につきまして、補助金返還に向けて弁護士と協議を行っています」
このように補助金の返還に向けて弁護士と協議を行っていることをホームページ上で市民に説明。

そして、きょうの市議会では。
(関市 森川哲也 副市長)
「皆さまに、ご心配をおかけして改めて謝罪する。市から補助した2000万円は返還いただくよう、すすめていく予定」

関市の森川哲也副市長と担当職員が議員に対し、今回の事態について公式の場で説明。市が「イロハスタンダード」に送った質問状への回答がなかったことや、混乱を招いたことなどを理由に、補助金の全額2000万円の返還を求めていくことを明かしました。
(関市 産業経済部観光課 林清 課長)
「関市に興味を持ってもらえる映画を期待していた。このような結果になり残念」
ご当地映画をめぐる今回のトラブル。イロハスタンダードは今月末から兵庫県と愛媛県の2か所で映画を公開するとしていますが、市は「内容を把握していないため、ご当地映画として認められない」としています。

まさかの事態に、きょうの市議会を傍聴した市民は…。
(市民)
「がっかり。(2000万円を)返すだけの能力が会社にあるとは思えない」