土地取引の目安となる地価が公示されました。

山口県内では住宅地が4年連続の上昇、商業地は31年ぶりに上昇に転じた去年に続き2年連続の上昇となりました。

県内では304地点で調査し、住宅地、商業地ともに去年に比べ0.7パーセント上昇しました。

商業地で地価の上昇率が最も大きかったのは、徳山駅周辺の再開発により、周南市御幸通2丁目15番で4.3%でした。

住宅地では生活利便性の高さなどを理由に岩国市南岩国町3丁目812番25で3.6%。

調査にあたった不動産鑑定士は、「賃金や物価上昇のほか、不動産価格、特に商業地が上昇してきたことなどから、デフレ経済からの脱却が鮮明になりつつある」としています。